働かないオジサン

昨日に引き続き、おっさんシリーズ。

多くの企業が早期退職を進めてるという話題が華やかなりし昨今、なぜか同じ様に「働かないオジサン」の話題も数多く見掛ける様になりました。

年功序列・終身雇用制度にドップリ浸かって、役職と給料は高いけど仕事の出来ない、何の仕事をしてるのか分からないオジサンたち。

「働かないオジサン」で検索すると出るわ出るわ。「おめえら要らねえよ!」って。そこまで毛嫌いしなくても良いのにって言うぐらい。

物事には必ず両面が有る訳で、リストラの対象にされてる「働かないオジサン」の側にも言い分はあると思うんですが、何となく世の中は一方的に「お前が悪い!」っていうムードです。

 ☆

そんなのを見聞きするにつけ、「働き方改革」と同じ構図を感じます。どこが?って、スタンスが労働者の側じゃなく企業側の立場で語られてるところ。

「働き方改革」の中身は企業側に立った「働かせ方改革」です。労働者よりも企業。個人よりも組織。日本人に昔から刷り込まれた固有の概念。

もう少し個人を大事にする方が個々が生き易いと思うんですけどねえ。

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とにかく、「働かないオジサン」側の言い分について。

労働者側から見た終身雇用・年功序列とは、「若い時には薄給でも理不尽な上司でも我慢して頑張ってれば歳取った時にバラ色のリーマン人生が送れる」ってこと。

つまり「働かないオジサン」が最終的な理想形。しかも、それは別にオジサンがそうしたくてした訳じゃ無く、国や企業がそういうシステムにしてたってこと。

だから、「働かないオジサンで何が悪い!」「ここに来て梯子を外すんだったら若い時の労働搾取の責任取れよ!」って考えるのもある意味当然です。

国や企業の方々、反論出来ます?聞いてみたいんですけど。

 ☆

確かに、「好きでそうなった訳じゃ無い」「こんな私に誰がした」っていう何ごとにつけて他力本願?的なアップデート出来ないおっさんが多いのも事実。

でも、そんな人たちを戦力にするのも企業努力。そして、今企業が進めてるリストラの多くは、その理由が収益悪化というより収益の良い今のうちに人件費の高い中高年社員を切っておこうという思惑だというんだから何をか言わんやです。

だって、古い制度の中で若い世代だったその人たちを薄給でコキ使っておいて、新しい制度の中で歳取ったその人たちを切るという所業なんだから。企業丸儲け、おっさんミジメ。

そして増える非正規雇用。労働搾取。そんな風に労働者をないがしろにするようなことを考える国や企業って繁栄しますかね?

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